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2013年3月22日金曜日

クラウド アトラス: Cloud Atlas



輪廻転生的な話って聞いて観て来た。

3時間近い映画だけど、少しづつリンクする6つのストーリーが同時並行的に描かれている。

1)奴隷貿易船の話
2)クラウドアトラスという曲を巡る話。
3)オイルマネーに支配されている原子力開発の話。
4)一儲けした編集者がある施設に入れられる話。
5)統一国家に支配された未来の話。
6)文明が崩壊した後の遠い未来の話。

テーマは人間社会の根底で繰り返される弱肉強食の構図。
序列、差別、名誉、富、権力、
そういったものに対抗する位置づけのジャーナリズム、革命運動、そして宗教。

観終わった時に、疑問は多々残るけど、
ストーリーは意外と分かりやすいから良く纏まってるって言うんだろうなぁ。

最後まで飽きなかった。

ただ一人の役者さんが何役も演じてて、
それぞれがそれぞれの生まれ変わりを演じているのか、
そうではないのかちょっと分からなかった。

どちらかと言うとそうではないように見えた。

もう一回みれば頭がすっきりしそうだけど、
DVDでいいかな。

残念ながら
CGなどの先端技術と演技に対する過信から生まれるチープさを
所々に感じちゃう。

★★★1/2

時間軸の絡まりあったストーリーを頭で整理して
関係性を予想したり謎解きを楽しみたいときに観る映画。

映画に出てきた架空の小説「顔面パンチ」を読んでみたい。

オフィシャルサイト

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