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2013年3月5日火曜日

「世界にひとつのプレイブック」:Silver Linings Playbook



妻の浮気が原因で、妻と仕事と精神の安定を失っても、
まだ現実を受け止められず復縁を望んでいる男パットと、
派手な過去と辛い現実を味わいながらも、
前向きに生きようと努力している女性ティファニーとのラブストーリー。

復縁に執着している彼に何故そこまで惹かれたのか?

正直で一途な性格にか?
彼の精神的な苦痛に共感したからか?
はじめて会った時の彼の視線に恋をしたからか?

正直今でも分からないけど、
恋愛に理由なんて無いのかもしれないなぁ、
野暮だなオレって思いながら観てた。

この映画では地元のアメフトチームを家族や友達と応援することの中に、
アメリカ人にとっての平凡かつ普遍的な幸福感が投影されているようだった。

日本人の僕にとってアメフトの試合を巡るくだりの可笑しさは理解出来ないところが多かったけど、アカデミー作品賞へのノミネートは、きっとこの辺りに対する共感からなんだろうなぁ。

と、なんだかんだ思いつつ、最後泣いちゃった。

現在のアメリカが求める家族像を垣間見れる映画。

★★★1/2

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