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2013年10月26日土曜日

許されざる者



予告を観たときは凄くいい感じだったんだよなぁ。

明治維新を経て蝦夷に逃げてきた旧幕府軍の一人である主人公が、貧困から賞金稼ぎの仕事を請け負う話。

この映画を観る少し前にテレビでイーストウッドの許されざる者を観ていたので、
比べながら観てしまった。

西部劇を日本の時代劇に翻案しているところの面白さはそこそこ味わえたけど、
出てくる登場人物の人間関係が希薄に感じられて入り込めなかったな。

イーストウッドなら、2カットで説明してしまうような内容を、
柄本明が一人でしゃべって関係性を全部説明しようとしてた印象。
説明台詞が多すぎだと思った。

インディアンへの差別問題をアイヌに置き換えてたりしていたけど、そこに描かれているアイヌ社会がどうもリアルに感じられないのは、僕の知識が欠如しているからかな?

銃を刀に置き換えたアクションシーンを撮りたかったのだろうか?
最後の決闘シーンもスローモーションでアクションを誤魔化しているように思えて
迫力なかったな。

★★☆

それほど好きではないイーストウッドの許されざる者が如何に映画的だったかが再確認できる映画。


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