2013年6月19日水曜日
グランド・マスター:The Grandmaster
久しぶりのウォン・カーワァイ作品。
1930年代の中国。カンフーの流派を統括している宗師(グランドマスター)がカンフーの存続を願って引退を表明。後継者に選ばれた者、退けられた者、伝統の家柄の娘、会派に属さない男、それぞれが日中戦争・世界大戦という不幸な時代に翻弄される話。
かな?
グランドマスターを決める頂上対決ではなかった。
映像は綺麗で、
スローモーションとアップを多用したアクションも迫力あります。
しかし、長い長い話を上映時間の関係上短くしてしまって、
いったい何だったのか分からなくしてしまった感じの出来上がり。
伝承も、恋も、復讐も、出会いも、時代も描いてあるけど、
どれも中途半端な感じがした。
主人公をルオメイにして、その視点で物語った方が、
いろいろ面白かったんじゃないかなって思った。
ウォン・カーワァイ作品の男女のフェロモン放出系的な部分も少し弱かった気がする。
(いや、自分が不感症になってきたのか?)
でもチャン・ツィイーはよかったな。
他のイケメンたちは時が流れてもずっと同じイケメンだったけど、
チャン・ツィイーは色んな表情を見せてて引き寄せられた。
★★★
アクションシーンがワンパターに陥ってしまって途中で止めてしまったんじゃないかと思える作品。
カミソリ役のチャン・チェンって「クーリンチェ少年殺人事件」の主人公の少年を演じてた人だったのね。カッコよくなったなぁ。
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最初の方は死亡遊戯の五重の塔へのオマージュなのかな。
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